2006年10月24日
江藤淳
ただ私だけの死の時間が、私の心身を捕らえ、意味のない死に向かって刻一刻と私を追い込んでゆくのである
江藤 淳
執筆に現れた完全主義者ぶりを、批評家・福田和也氏は、こう記す。(江藤氏は)完璧な原稿を編集者に渡すことが誇りだった。原稿には直した跡もなく、つまり江藤氏は、筆を降ろす時には、脳裏においてすでに完成した文章の姿ができあがっていたのである。(中略)講演にしろ、対談にしろ、氏は話し言葉においても、語ったそのまま活字にして一切直す必要がない、脈絡と修辞で語ることの出来る現在唯一人の文学者とされている(江藤淳という人)
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