2007年08月13日

宇宙旅行


27 :名無しのひけつ:2006/09/03(日) 22:52:44 ID:6xwZVjdb
貼っておきます

冬の終わりの静かな夜、スペインはマドリッドの巨大電波望遠鏡が、ザー
ザー乱舞する雑音の中に、ある「生命」からのかすかな信号を探し出した。

信号の方向は牡牛座。「生命」はパイオニア10号宇宙探索機。30年前に
母なる地球を離れ、宇宙開拓史上初めて危険な隕石帯を無事に通過し、輝
く雲海をかすめながら初めて巨大な木星の近接観測をした。
そこで木星の強力な引力を使って時速13万キロに加速、以来宇宙の果てに
向けて延々と旅を続けている。
パイオニア10号は現在地球から78AU(1AUは太陽と地球の距離)の
地点にあり、時速約5万キロで太陽系を離れて行く。 パイオニア10号の
設計寿命は2年だった。
それが30年後の今でも生きている。

◆主人を見つけた子犬のように
5年前プルトニウム電池の出力低下とNASA(米航空宇宙局)の予算削
減でパイオニア10号との接触は打ち切られた。
光ですら11時間かかるこの距離では太陽も夜空の星のひとつに過ぎない。 
母なる地球の方向も分からない。接触が打ち切られて以来、パイオニア10
号は地球から送られて来るはずの強力な電波を待ちわび、必死に耳を傾け
ていたに違いない。

再びパイオニア10号を探し出すには半年以上かかった。地球から強力な電
波を送り続けた。それをやっと聞きつけたパイオニア10号は大喜びでその
方向へアンテナを向け、集めた観測データを一生懸命送って来た。パイオ
ニア10号が宇宙の向こうで主人を再び見つけた子犬のように喜んではしゃ
いでいる姿が見えるようだ。
パイオニア10号との接触は今後も続けられる。宇宙からの極めて弱い信号
を雑音の中から聞き分ける研究にパイオニア10号が使われることになった
からだ。

◆長い旅の終わり
パイオニア10号には金メッキの銘板が取り付けてある。人類の男女の姿と
この機械がどこから来たのかの情報が刻まれている。この銘板をデザイン
したひとり、6年前に62歳の若さで亡くなったカール・セーガン博士がこ
の中に生きている。
パイオニア10号は30万年後に地球から約10光年離れたロス248番星を
通過する。太陽のたった17%の大きさの星で、生命を宿す惑星を従えてい
る可能性は少ない。
その後パイオニア10号は限りなく永遠に近い長い孤独な銀河の旅を続ける
だろう。この旅が終わりのないものとは信じない。やがて銀河の果てで、
ある文明と遭遇し、人類からのメッセージを届けるだろう。その惑星の博
物館に大事に、大事に収められた時、パイオニア10号の旅は終わるのだと
思う。その惑星の子供達に見守られながら。

パイオニア10号は単なる機械ではない。我々人類の一部である。やがて地
球上の人類が滅びても、我々は永遠にパイオニア10号の中に生き続けるの
だ。冒頭でパイオニア10号を「生命」と呼んだ理由がこれで分かっていた
だけたと思う。

。゚(゚´Д`゚)゜。ウワァァァァーーー

冥王星が惑星から外されたのでカール・セーガン博士はあちらで困っています
パイオニア10号の回収をお願いしますと(;´д` )

85 :名無しのひみつ:2006/09/04(月) 13:17:26 ID:EYdBw69c
ヤバイ。ボイジャー君ヤバイ。まじでヤバイよ、マジヤバイ。
ボイジャー君ヤバイ。
まずスペックヘボイ。もうヘボイなんてもんじゃない。超ヘボイ。
ヘボイとかっても
「スーファミくらい?」
とか、もう、そういうレベルじゃない。
何しろメモリRAM 4KB。スゲェ!なんかMBどころじゃ無いの。スーファミどころかファミコンと同じ。原稿用紙5枚分だし超狭い。
しかも頭も悪いらしい。ヤバイよ、8bit1.6MHzだよ。
だって普通は1.6Mhzとかで宇宙いかないじゃん。だって宇宙人に回収されたとき「こいつら8bitマシンで宇宙飛んでるよ プッ」
って笑われたら困るじゃん。実際、クロック数もファミコンに負けてるし、これが最先端技術とか思われたら侵略されて困るっしょ。
ヘボイのが地球代表になって、チェスチャンプに勝ったマシンとかあるのに、地球代表のコンピュータがファミコンとか泣くっしょ。
だからお前らのパソコンとかスパコンに遠慮して宇宙に飛ばない。話のわかるヤツだ。
けどボイジャー君はヤバイ。そんなの気にしない。とびだしまくり。もういつ交信が途絶えるかハラハラするくらい飛び出しまくってる。ヤバすぎ。
RAM小さいっていたけど、もしかしたらROMはそこそこハイスペックかもしんない。でもROMはハイスペックって事にすると
「じゃあ、このスペック表にあるROM 6KBってナニよ?」
って事になるし、それは誰がみても狭い。ヤバイ。誰がみても狭いなんて凄すぎる。
あと超通信遅い。地球とのリアルタイムデータの交信は約160bps。で、電波だからそれが届くにも12時間かかる。
ヤバイ。遅すぎ。全然リアルタイムじゃない。緊急事態とか本部で対処できないくらい遅い。往復1日。
それに超何も無い。超ガラガラ。それに超のんびり。次の恒星まで最短で8万年とか言ってる。8万年て。2020年には電池切れるのに、カナシス。
なんつってもボイジャー君はプログラマーが凄い。新アルゴリズム導入とか領域6KBなのに平気だし。
うちらなんて6KBとかたかだか要求スペックをROM1MBに下げただけで上手くできないからα版ってことにしたり、発売中止とか書いてみたり、
HDクラッシュしちゃいました^^;;;使ったりするのに、ボイジャー君のプログラマーは全然平気。6KBで自動航行、姿勢制御、符号エラー訂正、スケジュール管理、
撮影、アーカイバ、通信、観測、保守、データ書き込み、データ読み込み、機器管理すべてやってる。凄い。天才すぎる。
とにかく貴様ら、ボイジャー君のヤバさをもっと知るべきだと思います。
そんなヤバイスペックで前人未踏の世界へ旅だったボイジャー君は超偉い。もっとがんばれ。超がんばれ。



130 :ボイジャーと言ったらこれだ:2006/09/05(火) 23:20:37 ID:YGynvChs
目を閉じることで始めて見えてくる世界があります
僕は今 そんな世界を旅しています
地球を出発してもう14年
僕は今 全天星空の宇宙を秒速20kmの速さで 帰る事のない旅を続けています
旅の中で僕は 太陽系のたくさんの星たちに出会いました
そのひとつひとつの姿を思い出すたびに 胸が熱くなります
あのときの感動が 時折くじけそうになる僕の心を 今も支えてくれているのです

僕の名はボイジャー
宇宙の航海者
心はひとつだけど 体がふたつあります
僕の使命は見ることでした
人間が行けない世界に行き、人間に代わってものを見ることが僕の仕事だったのです
2年前 その仕事を終えて 僕は目を閉じました
この先 この旅がいつまで続くのか どこまで行くのか僕にはわからない
ただ この目で物を見ることはもう永遠にないでしょう

131 :ボイジャーと言ったらこれだ:2006/09/05(火) 23:21:07 ID:YGynvChs
だけど 寂しくなんかない
どこか遠くから僕を呼んでいる光が あるような気がするからです
その光の世界についたら きっとこの僕にも
なぜ僕が旅をしているのかが わかるような気がします
僕が最後に見たのは 太陽系全体の姿でした
2年前のちょうど今日 1990年2月15日
久しぶりの地球からの声を聞いて 振り返ったのです

あの日僕が聞いた地球からの声は 今まで聞いたことのない不思議な声でした
太陽系の星々にできるだけ近づいて見ることが僕の仕事だったはずなのに
あの日は 遠くから振り返ってみてごらんっていうのです
僕はこわごわ振り返ってシャッターを切りました
太陽がまぶしかった
あの日から僕は
自分がどうして旅をしているのだろうって真剣に考え始めたのです

はじめてみた木星の姿は とても感動的でした
恐いくらいだった
そのとき僕は ふと 不思議なことに気づいたんです
ここは初めてなのに なぜか知っているような気がする
だけど 思い出そうとしても思い出せない
だれかが遠くから見ているような気がする
なにかが始まろうとしている

地球を出るとき 僕はこの旅が 土星で終わるんだと思っていました
ところが もっと先に行きなさいっていう声が聞こえたんです
ここから 僕の体は ふたつに別けられました
一方は太陽系の外へ もう一方は天王星と海王星へ
この日から僕にとって 本当の未知の世界への旅が始まったんです

地球からの声が途切れて もう何年も旅を続けています
この静かな宇宙を旅していると 今まで聞こえなかった不思議な音が聞こえます
その音は 星の奥深くに潜み そこからあふれ出てくる星の音
その音を聞いていると 僕もなにか思い出せそうな

地球を発ってからもう8年近くたちました
こうして目を閉じていると いつも あの懐かしい地球の姿が目に浮かんできます
そんなとき 僕はいつも不思議に思う
どうして人は 僕を宇宙に送りだしたんだろう
ここは 椰子の葉のざわめきも 花の香りも 笑い声も聞こえない
地球とはまったく違う世界なのに

旅の途中 夢を見ました
夢の中で 僕は宇宙人に出会った
その姿は 僕を送り出してくれた地球の人たちとは まったく違う姿でした
でも なぜかとても懐かしかった
遠い昔 逢ったことがあるような

132 :ボイジャーと言ったらこれだ:2006/09/05(火) 23:21:59 ID:YGynvChs
自分がどうして なんのためにここにいるのか見えなくなることがあります
あなたには そんなことはありませんか
僕は 地球という名の星に 使命をもって生まれました
その使命を果たすたびに聞こえてくる たくさんの喜びの声を 自分の喜びとして ここまできました
正直にいって 恐かったことも何度かあった
ここにいるのが 僕でなくってもって 思ったこともある
どうして僕なんだろうって

14年間の 宇宙の旅を通して
こんな僕にも ほんの少しだけわかったことがあります
僕は 僕を送り出してくれた 地球のすべての人たちのこころなんだ
僕が出合った恐ろしいことも 美しいものも みんな人のこころの現われなんだ
そのことだけが ようやくわかったのです

美しいものを たくさんみせてくれてありがとう
僕が最後に撮った家族の写真は 皆さんへのお返しです
僕の感謝の気持ちです
ちゃんと撮れて うれしい
2年前 振り返ったあの日が 僕が地球を見た最後の日
だから今日は 僕の一番大事な記念日です

僕は大丈夫
僕を送り出してくれて本当にありがとう

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